スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポリシー

人それぞれ、役割も仕事に対する姿勢も異なる。
他の職種の隊員と少しだけ一緒に活動をして、勉強になった。

少し前、バガモヨで活動する先輩隊員からある相談を受けた。
バガモヨ県庁から「バガモヨでもCRCを作りたい」という要望が上がったそうだ。

その案件を職種:村落普及員(広く、地域開発が仕事)の
先輩隊員が担当することになり、ボスからマサシのCRCが成功事例として
紹介されたらしい。
そこで俺に相談が来て今日、バガモヨまで視察に行ってきた。
設営に必要なインフラやその見積、運営に必要な条件などを調べてきた。

バガモヨでも、県庁の仕事はひどかった。
CRC設営の目的も、きちんとした計画もないまま、既に国からパソコンや
UPS、プリンタなどの機材(新品)をタダで受け取っていて、それが長い間
放置されていた。「国から」とは言ってもその原資は支援金が殆どだろうから、
この現状には目を覆いたくなる。

バガモヨ版CRCの当初の構想はマサシと同じく、「住民に向けたインターネット
等の情報配信」を目的にしたものだそうだ。
しかしバガモヨはマサシと違って町にインターネットカフェが多く存在し、
そこでサービスを受ける事ができるらしい。
バガモヨで、高額な設備投資をしてまでCRCを作る意味はない。

構想の段階で、現実に即した内容に見直す必要があったはず。
さらには、構想から具体的な計画を立てる前に機材搬入の申請を
してしまい、担当部署やスケジュールも決まらないまま、部屋の片隅に
PCが入った段ボールが積んだままになっている。

ここでも、支援の手が自助努力を上回っていて、組織が腐敗している。
※同県庁では最近、数人の役職が使い込みや汚職で捕まって話題になっている。


とは言え、あるものは使わなければいけない。
隊員が尻拭いをする形は気に入らないのだが、そうも言っていられない。



今回の仕事で勉強になったのは、先輩隊員の考え方。
いつも「カネがない」と言う配属先に属し、ないならばどこからカネを
もってくるか?を考えていた。
要するに、資金の調達や人材調達を主とする活動。

一方で俺は、あるものをどう使うか、どうすればカネがかからないかを
第一に考える。資源の活用を主とする活動。

企業が収益を上げる方法は二つ。収入を増やすか、支出を減らすか。
どちらかと言えば先輩隊員は前者で、俺は後者。
この二つは、モノを熱する事と冷やす事と同じ、正反対。
開発援助と言えば前者のイメージが強いが、隊員には後者が多い気がする。

俺は赴任前から、「カネとモノの支援はしない」と決めて活動している。
なぜなら、支援慣れさせたくないから。
でも、今回の先輩隊員の活動を見て、こんなことを思った。

カネを渡すのは、途上国が秘める無限の可能性を引き出す為の投資。
これは、カネと言う薪を火にくべて、物質をずっと加熱していくイメージ。
一方、今あるものを有効に活用することは、途上国の基礎体力を鍛える筋トレ。
これは、芯からゆっくりと、冷却していくイメージ。

加熱すれば温度は無限に上がっていく。リミットはない。
けれども冷却にはリミットがある。
物質は絶対零度(-273℃)以下にはならない。
いくら支出の無駄を省いても、収入は増えない。当たり前の事だが・・


先輩隊員の活動を見て、「カネとモノの支援はしない」というポリシーには、
限界がある事を知らなければならないと思った。

スポンサーサイト

comment

Secret

No title

いやー、ザンビア楽しかったね。
無事に帰れたようで何よりだよ。
俺はあれからマラウィを通って4日間、
当分長距離バスはコリゴリだわ。
でもバンジー、サファリ、虹を見て
$800とは実に安い旅行だった。

年末時間と金があればタンザニア行くよ。
もちろんバスで。
マラウィ通って1週間くらいあれば着けるべ。

んじゃね

No title

ザンビア楽しかったなー。肉がまじでうまかった。

TANZANIA陸路で入れるんだっけか?
マラウイ経由って。。まぁ気をつけておいで!

東アフリカでは一番の観光国だと思うよ。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。