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結婚式

同僚が結婚するので、結婚式に行ってきた。
同じ県庁で働くとはいえ、新郎新婦共に殆ど面識はない。

でも誘われたし、「いいからおいでよ」の一言に、いいから行ってみた。
今思ってみれば、彼らは外国人が自分の結婚式に来るだけでうれしいことなのだ。

マサシはキリスト教とイスラム教が半々。今回はキリスト教の披露宴。
日本のそれとどこか似ていたが、細部がやっぱり違っていた。

まず、ご飯はいつも通りのタンザニア料理。chipsi na kuku(フライドポテトと鶏)


ナイフやフォークはなく、楊枝の刺さったティッシュが配られる。


ビールは机一杯になるほどの量を飲む。


子供、親族と一緒に新郎新婦が入場し、雛壇に登る。仲人もいる。


踊ったり歌ったりのイベントを繰り返した後、新郎新婦が腕を交差させて
シャンパンを飲む。
そのあとは出席者全員で列を作って、新郎新婦と代わる代わる乾杯。


当然ドレスコードがあるので、運よく日本から持ってきていた黒スーツとチーフで
着飾ったつもりだけど、やっぱりこっちの人の格好と少し違う・・
外国人は俺だけで、やっぱり目立ってしまった。
司会に、「中国人もお祝いに来てくれています」と言われた。

後で忍者のように司会に近づき、腕を捕まえて舞台そでに引っ張り込んだ。
暫くして全体放送で訂正させたものの、折角の披露宴で招待客を不快に
させる司会者と、例え披露宴でも間違えを指摘し、訂正させる
自分に少々くたびれた。

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甘ったれ

キクエテ大統領は、タンザニアが独立して4代目の大統領。
今日、マサシの道路完成(第1期)式典に大統領が出席した。

それでマサシは大騒ぎ。マサシってこんなに人がいるんだ
と思うくらいの人が式典に集まって、大統領やら大臣やらの話を聞いていた。

日本にいると感じることが少ないけど、道路整備は本当に大事な公共事業。
実舗装路と舗装路で、同じ車でも移動できる距離は大きく違ってくる。
荷物の運搬を助け、病人や妊婦の搬送に至っては命にまで関わる。
道路整備は国の発展や国民の保健衛生にまで関わる。

開発が遅れている南東部でも、ムトワラ‐マサシ間は道路が整備された。
これまでの功績を称えあい、今後の計画を共有する為に、式典が開かれた。
マサシ住民も道路の大切さは知っている。大統領が来るというだけでなく、
その重要性を理解して集まってきた人も何割かはいるのだと思う、そう思いたい。




開会時間から1時間15分程遅れて、大統領が到着。
高そうなピカピカの黒い新車を連ね、マサシを通過する。
マサシに黒い新車は、例えるならホームレスがそのまま燕尾服に着替えた感じ。
わざと遅刻しているのかもしれないが、大統領ですら時間を守っていない・・。

直射日光が刺して、ものすごく暑い。立っているだけで大変。
高そうなスーツを着て、大統領が日本への礼を述べる中で発言した内容には
呆れ果ててしまった。
「日本のみなさんありがとう。タンザニアは貧しい国なので、
もっともっと支援して下さい。」

国民の前で、そんな事を言う人間が大統領??
プライドはないのだろうか。

タンザニアに限らず、途上国には少なからず「支援慣れ」の所がある。
タダで金を貰えるのだから、そんなに楽な事はないが、
支援は発展の為の貢献であって、単なる贈与ではない。

国力で何とかすることを諦めるかの様なもの言い。
それとも、木の下の連中と同じように、「腹が減った。金をくれ」感覚で
言っているのだろうか。
甘ったれている。

大統領のスピーチは原住民にも不評だった。
話が長かったり、内容がつまらなかったりで、スピーチの途中で
たくさんの人が帰って行った。

Ngoma

アフリカと言えば・・
トライバルな太鼓のリズムと、それに合わせて激しく踊る部族の絵を想像する。

Ngomaとは「太鼓」。Ngoma chezaで、「太鼓踊り」の意味になる。
ムトワラで、Ngoma chezaコンテストがあったので、行ってきた。

着飾った人々が太鼓のリズムに合わせ、観客にダンスを披露する。
手足に、揺らすと音が鳴る鈴の様な飾りを付け、太鼓のリズムを音で装飾する。
リズムにはドラッグ的な効果もあるそうで、確かに聞いているだけでテンションが上がってくる。
観衆も大勢で盛り上がっていた。


コンテストは、幾つかのグループが順番に、太鼓に合わせて踊るだけ。
でも見ていて飽きない。使うのは太鼓と衣装のみ。面白い。



彼らの踊りは多くのモノを必要としないのに、ハリウッド映画と同じくらいの
エンターテイメントだった。
彼らの打ち出すリズム、衣装、踊り、言語、肌の色・・
全てが彼らの文化を形成し、完成した文化は鮮やかで、濃い。







一緒に仕事をしていると、彼らにうんざりさせられることは多い。
期限も守らなければ、体裁を繕うだけで中身は伴わず、利己的で先を考えない。
ここの人は相対的に仕事ができないと言ってもいいと思う。

でも今日、活き活きしながら踊って、心底楽しそうにしている姿を見ると、
彼らのフィールドはここなんだろう、と思った。
近代的な国の人間が主導権を握ってしまう「仕事」のフィールドは、
彼らの文化にそぐわないだけの様な気がした。

ここは発展する必要があるのか?と思う。

彼らは先進国の近代的な生活に憧れている。
しかし国が発展すれば、今の文化は色褪せてしまう。
彼らにとって近代的な発展は、それほど価値のあることなのだろうか?


モノはなく、平均寿命も短い。しかし自殺などは少なく、人生を楽しむ事に秀でている。
彼らの文化は本質的に気高く、幸福だと思う。

コンピュータ隊員

配属されて以降、今が一番活動が充実している。
毎日きちんと働けるって素晴らしい。
日本にいるときは長時間労働が苦痛だったけど、
こっちでは働きたくても働けない時間が続いたからそう思う。
電気があるって素晴らしい。

それに、カウンターパートと一緒に仕事ができるのはうれしい。
カウンターパートは、隊員が特に力を入れて技術を移転するターゲット。
1か月位前にカウンターパートの変更を申し出て、変更してもらったけど、
電気がなくて一緒に仕事ができなかった。

折角2年間の時間を費やすのだから、何かここに残していきたい。
俺が帰った後も配属先に、コンピュータを有効活用してほしい。

幸い、新しいカウンターパートは頭がよく、やる気もある。
その日教えた事を、自発的にノートに纏めているところを見たときは驚いた。
そんなタンザニア人は初めて見た。

ところで最近の好調な電気はタンザニア人曰く、
今月末にタンザニアの大統領がマサシにくるからとのこと。
マサシでは、電気があることに理由があるんだね。
日本ではあって当然なのに。

商売

マサシで探した、日本ではあまり馴染みのないビジネス。

・水売り⇒水をタンクに入れ、売り歩く。50シリングで手に入れた水を、
 500シリングで売る。結構いい商売だけど、肉体仕事。
 これがないと生活できない!!
・携帯充電屋⇒電気がひかれていない家もあるので、
 携帯の充電だけを商売にする人がいる
・売り子⇒桶に中国製の雑貨(ウィッグや腕時計、サングラス、石鹸、
 トーチなど)を適当に詰め込んで、売り歩く。誰が買うんだろう?
 と思うけど、結構みんな買ってる
・バジャジ⇒3輪タクシー。隊員御用達。
・ピキピキ⇒バイクタクシー。2ケツでどこまでも移動できる。
・コンダ⇒バスの添乗員。集客や、集金、荷物の積み下ろしをしたりする。
 数人のコンダが、仕事欲しさに一つのバスの取り合いの喧嘩をすることも。
・ドゥカ⇒店。タンザニア版のコンビニ。たくさんの種類のモノが、
 1種類ずつおいてある感じ。店自体はどこも狭くて汚いが、
 不思議とモノの積み方はキレイ。なぜかどのドゥカでも同じものを売っていて、
 ドゥカの隣には似たようなドゥカが立ち並ぶ。
 なぜ差別化を図らないのか不思議。
・運び屋⇒頼んでなくても荷物を運んでくれ、金を請求する。
・サロン⇒サロンといっても、切るのではなく編むのが主な仕事。
 ガードルとか、ドレッドとかは日本でやると高額だが、ここでは本当に安い。

他にもありそう。

昨日、ちょっと怖い夢を見た。
これまでの人生で知り合った友達が、
俺にベートーベン第9「歓喜の歌」を合唱してくれるというもの。

キャストが面白かった。高校時代、あまり
しゃべらなかった友達まで出てきたりした。

彼らは電気がきたことを祝福してくれているのかもしれない。
でも、この世を送りだされるような気がして、
ちょっと怖かった。

希望

マサシに5人目の隊員が到着した。
もうマサシに来て6カ月経つことに驚く。

新隊員を連れて、ムクルゲンジ(県知事)に挨拶に行った所、
嬉しい情報が手に入った。

「CRCを再開してくれ。電力会社の話では、ジェネレータが治った
 とのことなので、今月はプロバイダ料金を支払う。」

先月の7月7日、七夕の短冊に「電気が欲しい」なんてシュールな
願い事を書いたのが、ちょうどこの一カ月で叶ったのだろうか。

嬉しいことは間違いないが、ここはタンザニア。さらに悪いことにマサシ。
高望は禁物。これがいつまで続くかな?

一大事

「プロバイダ料金払いません」宣告を受けた次の日から、
電気が殆ど切れない。概ね1日20時間近く通電している。

これは一大事。
不安を覚える。
これだけ続いたら、あと1カ月位電気がこないんじゃないだろうか。

マサシに来て以来ずっとそうだが、電気があるとソワソワする。
「時間を有効に使わねば!」と、落ち着かない。

同僚(電気技師)は、「今週末の8日にお祭りがあるから、
準備の為にフル稼働しているんだろう。
8日を過ぎるときっとまた悪くなる。」とのこと。
なんとも気が重くなる、悲観的な予想をしてくださる。

将来マサシには、ムトワラからガス発電の電力が供給されるらしい。
そのガス発電は安定しているから、マサシはそれを待っている状態。
どうせ将来ムトワラから電気がくるんだから、と、
マサシの発電所のメンテナンスにはあまり力が入らないようだ。

今年の12月、つまり4ヶ月後には準備ができると言われている。
ちなみに俺が来た時も、あと4ヶ月後と言っていた。

予感

久しぶりに職場に顔を出した。
大体1カ月ぶり。悲しいことに、CRCは眠ったままだった。

すでにCRCにつきっきりになれるカウンターパートを
用意させ、運営方法は一通り教えた。
「じゃ、あとはよろしく」といって出てきたつもりだったけど、
やっぱり駄目だったか・・。。これはバナナ祭りの代償だ。

先月「も」、県庁はプロバイダ料金を払わなかったらしい。

今月「は」払うつもりなのかどうか、職員に確認してみると、
彼らは俺が、ずっと恐れていた言葉を口にした。
「最近は停電が酷いから、払うつもりがない。
 例え払ったとしても、停電の影響で一日数時間しか使えないから
 勿体ないじゃないか。」

「そう、正解!!」と頭の中で親指を立てた。
もっともだ。俺もずっと前から思ってたよ。

でもインターネットがなかったら、CRCが運営できないし、
アップデートプログラムとかが手に入らないから、
メンテナンスとかせっかく計画した活動が進まない。
だからこれまで、それを言われることをずっと恐れていた。


あーぁ、とうとう言われちゃった。
そうだよね。彼らの言うことは正しい。何も言い返せなかった。
むしろ、無駄を考えることができただけ、「よくやった」と言いたいくらいだ。


華奢な幹に括りつけた葉が、枯れかけている。

俺にできることは?
自転車をこいで発電しようか。

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