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協力隊活動 その2

最近も比較的電気があるので活動は順調。
今日電気代を払いに町まで行ったけど、毎回どうして
いつも使えない電気代をわざわざ払いにきてるんだろう?

電力会社は、未納が原因で予算不足になり、インフラ設備が
整わないから停電が頻発するという。
住民は、停電が頻発するから払わないという。

鶏が先か、卵が先か。住民の気持ちも分からなくもない。
どっちでもいいから早く直して欲しい。


さて活動紹介。4つ目はComunication Resource Centerの運営。
前任者がマサシでインターネット情報を配信できるよう作った施設。
一つの部屋に10台程度のコンピュータが設置してあり、
全ての端末からインターネットに接続できるようになっている。
ちなみに俺のオフィス。

最近はすべてカウンターパートのジャッキーに任せ、俺はトラブルが
起きた時にだけ登場し、カウンターパートにトラブルシュートを教えている。
利用規約を作ったり、ユーザを監視したり、QAしたり。
一番大事な仕事は、毎月滞りなくプロバイダ料金を払わせる様、
プロバイダにインボイスを持ってこさせ、県庁内を素早く回送させるよう突くこと。
驚く事に、2つの部署を回送するのに半月以上かかる。


5つ目はWEB構築。マサシ県庁のWEBページを作成するという要件。
前任者が枠組み(入れ物)を作成したものの、県庁は作りたいというだけで
内容も決めていない状態。
だから県庁にWEBコンテンツの制作委員会を発足させた。

主な仕事は委員会のファシリテーター。
但し、全部一人で仕切ってしまうと彼らが学習しないし、
彼らに楽させるのも癪なので、
「どこのWEBを作るんだ?それは日本人が作るのか?」と
いいながら彼らに発破をかける。効果は・・ない。

資料を作ったり、スケジュール引いたり。
日本の頃やってた仕事に近いかな・・。


最後はコンピュータサポートデスク。
県庁内外のコンピュータを直したり、技術的な相談にのったりする。
不定期に頻繁に依頼が来るが、俺が一番嫌いな仕事の一つ。
OSを交換してくれだとか、ウイルス駆除してくれだとか、
最近は職員個人のパソコンを持ってくるパターンが多い。
通電中はただでさえ時間がないのに、県庁のパソコンを修理しているときに
「なぁなぁパソコン見てくれよ」と、彼らは俺の裾を掴む。
こっちが「立てこんでるから来週にしろ」と言っても引かない。
自分の都合しか考えられない民族だとは理解していても、
忙しいときは流石に頭にくる。

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Mungu akujalie

俺には年子の姉が一人。
外見は似ているらしいが、よく考えると性格は結構逆の所が多い。

俺は前を見て足元を見ないタイプだけど、
姉はしっかりと今に根を張るタイプ。

俺は何かしてないと落ち着かないタイプだけど、
姉はおっとりタイプ。

俺は思い切って飛び込むタイプだけど、
姉は一歩一歩と歩を進めるタイプ。


聞く音楽とか好きなマンガとか、共通点も多いけど、逆な部分が多いからこそ、
俺にとって姉の存在は、動きすぎて方角が分からなくなった時に確認する
方位磁石の様な働きをする。


そんな姉が、妊娠2ヶ月目。
俺はおじさんになるけど、姉はママになる・・。

4カ月位前に結婚して子供。タンザニア人流に言えばまさに神の祝福。
2人おめでとう!!いや、3人おめでとう!3人万歳!!

これで両親もおじいちゃん、おばあちゃん。よかったね。
二人に孫の顔を見せてあげてくれてありがとう。



方位磁石は「家庭」を指示しているけど、
俺にはまだまだやりたいことがたくさん。もっともっと動いて吸収したい。

でもいつ迷うか分からないし、
姉はいつまでも「幸せな家庭」の方角を示していて下さい。

最近、同僚とよく衝突する。

自分の言いたいことが片言ながらも言えるようになったのと、
相手の言うことが聞き取れるようになってきたせいか、
一緒に仕事を進めると口論に発展することがたびたびある。
まぁ、県庁職員70人以上と会話する訳だから、当然という感じもする。
口論の原因は俺にある。高い理想を求めすぎている。

そんな中、よく使ってしまうフレーズがこれ。

「Jaribu kufikiri mwenyewe kwanzo(取りあえず自分で考えてみてよ)」
「Sikuuliza sababu ya huwezi, Nakuuliza utatekelezaje

 (できない理由は聞いていないよ、どうやってやるのかを聞いてるの)」
「Kabla ya kutekeleza, fanya mipango(実行する前に計画しなよ)」

文法もあっているか分からないけど、取りあえず理解はするようだ。
一人ひとり説得して納得してやってもらうのが理想だけど、
スワヒリ語で説得は骨が折れるし、数の多さに負けてしまう。

勝手な所感だが、こっちの人は奴隷時代の影響か、
誰かの指示(単純作業)に従うことになれきっていて、それを実行することが
仕事だと考えているところがある。
だから、指示がないと「仕事がない」といってすぐにサボる。
もちろん日本にもそういう人間はいる、だがここはその比率が多い。
自分なりの考えを伴わずにする動作は「作業」であって、「仕事」ではない。

単純ではない仕事を振ると、大抵「どうやってやったらいい?」と聞いてくる。
それを考えるのが「仕事」なのに。

何か新しい事を始めようとすると、まずは否定から入る。
私は知らないだとか、権限がないだとか。できない理由を並べ立てる。
知らないなら調べればいい。権限がないなら上司に相談すればいい。
自分で変えようとしなければ、何も変わらないのに。

何をするにしても、先の事を考えずに着手するので、手順が悪くなる。
ジャッキーの「作業見積」もこの一つだ。

以前、日本人が計画的なのは、日本の季節に起因しているのではないかと
話した事がある。日本は毎年冬が来る度に、飢えを凌ぐ為に計画をする。
冬に向けた準備を、それよりも前にするわけだ。
干物だったり、漬物だったり、いろんな工夫をして加工し、貯蓄して冬に備える。

一方でここには冬がなく、何もしなくても果物は育つし、食べていける。
この差が2つの国の民族性に現れ、今日の差につながったのではないか、
という話。確かに南北問題を考えても、一般的に北は裕福で南は貧困、
北は寒くて、南は暑い。

来週あたりに一度、タンザニアに冬がきてみればいいのに。。と思う。

On the Job Training

サファリから帰ってうれしかったのは、俺がいなくてもCRCが運営していたこと。
最近はカウンターパートと仕事をしてきたし、カウンターパートには
トラブルシューティングも含めて運営のノウハウを教えてきた。

久々にCRCの扉を開けた時、中に人がたくさんいて嬉しかった。
カウンターパートの存在は大きい。

俺のカウンターパートは、知事から活動計画書の承認を受けた際に交換して
もらった。一番大事な役回りの人間が、「とりあえず感覚」で配置
されていたので、その必要性を説明し、適任者に交代させた。

カウンターパートのジャッキーはサボるけどまぁ、真面目。
その日教えた事は自分のノートに纏め、清書する。
そんなタンザニア人見たことない。スワヒリ語でも助けて貰っている。


総合的に見て優秀な彼だが、やっぱり日本の水準で考えると劣ってしまう。
じゃあおまえはそこまで仕事ができるのか、と突っ込まれると黙ってしまうが、
例えば今日の会話。職員Aがコンピュータを持ってきた。
※最近はカウンターパートも一人でウイルス駆除ができるようになった。

 職員A:「コンピュータのウイルス駆除をしてくれ」
 カウンターパート(以下、カ):「分かった」
 職員A:「じゃあ」(帰ろうとする)
 俺:「いつまでに終えるの?」(カに向かってAに聞こえるように)
 カ:「んー、明日だ」 
 俺:「今日の午後は出張じゃなかったっけ?できるの?」
 カ:「明後日には終えるよ」
 俺:「Aさん、急いでる?余裕持って4日後でもいい?」
 職員A:「構わないよ」(帰る)
 俺:「明日、急ぎの仕事が入ったり停電でできなかったらどうするんだ?
    相手が急いでないのなら、余裕を持って回答したほうがいいよ。
    約束をしたのなら・・(スワヒリ語がわからなくて止まる)」
 カ:「(苦笑いしながら)tekeleza。果たすんだな(スワヒリ語を教えてくれる)」

俺は、日本の会社でOJTトレーナをしていた頃から、
トレーニに仕事を振る際は必ず、「いつまでにできるか?」を
本人に答えさせるようにしている。
自分で作業の見積を立て、優先度をつけて計画的に仕事をこなすことが
大事だと思っているから。
ジャッキーにも同じ質問をすると、大抵深く考えずに明日とか、
明後日だとか、「すぐできる」とか調子のよい答えが返ってくる。
たとえ「1週間後」と答えても、「もっと早く」とは言わないのに。

俺から見て明らかに無理だとしても、突っ込まない。但し彼に見えるよう、
その場でスケジュール帳に期日を記入する。
期日が来ると、小姑の様に「tayari?(できた?)」と聞き、毎回同じ
答えが返ってきても、その場でリスケさせ、また同じ調子のよい回答を得て、
その期日に同じことを繰り返す。


ここでの問題は2つ。

1.ホウレンソウがない
日本ならば期日が守れない事が分かれば事前に相談に行く。
でもこっちは、「依頼者が忘れている」という小さな望みにかけ、
自分からは切りださない。大人数で組織をきちっと回すことがないし、
他人の都合はあまり考えない民族性なので馴染まないのかもしれない。

2.作業見積をしていない
停電の状況や他の仕事の割り込み、本人の仕事のペースから、
どの位の時間がかかるかを計算せずに、その場の雰囲気で聞こえのよい
回答をする。先を読むのは、彼らにとって最も苦手な能力の一つ。


この2つは、見る限りどの職員もできていない。もちろん、個人差はあるだろうが。
依頼者すら、期日を守ることをあまり期待していない。。
ここまでくると国の病。。

safari3 マサシ帰還

何といってもマサシ。第3の故郷。
朝4時30分のタクシーに乗り、5時30分のバスに乗る。
バスに乗るのは嫌だけど、アホな同僚がたくさんいるマサシに早く帰りたい。

今回はいいバスを選んだものの、11時間30分かけてマサシについた時は
流石にぐったりだった。前日寝ずにバスに乗った分、バスで寝たものの
疲れが倍になった。

マサシ隊員がご飯(カレー!!)をごちそうしてくれて、旅の締めくくり。
セルーの料理よりも美味しかった。アホで愛嬌のある同僚に加え、
親切な隊員に囲まれている俺は、すごく幸せな生活をしていることに感謝する。

明日からまた活動。
今回の旅では日本を近くに感じることができたし、タンザニアもより近くなった気がした。

safari3 夏祭り

タンザニアで生活する日本人会の夏祭り。
こんなに日本人がいるんだ・・。というほど大勢(200人位)の日本人が
集まり、プチ屋台や盆踊りなど、日本の夏祭りを開催した。

エクアドルに住んでいた頃、こういう集まりでよく日本の文化を勉強したよな。。
と懐かしく思い、タンザニアで生活する日本の子供達には、こういう催しものが
必要なんだとつくづく思った。

祭りの終り、たまたまあった日本の女性雑誌「CLASSY」最新号を見て
盛り上がった。テーマは、結婚男女にそれぞれ求められる事。
よく考えると、日本ってこういう話題が多いよね。
記事によると、今の日本では、男には「サバイバル力」が求められており、
女には「与える力」が求められているらしい。

隊員と言えば、電気もなく、水もない場所で毎日、
ペットボトル3本で風呂を浴び、炭熾ししてその日を生き抜く。
そんな俺、サバイバル力。

そして与える力。ボランティアしてますよ。与えちゃってますよ。
そんな私、与える力。

CLASSY的にいえば、男性隊員も女性隊員も、結婚男女に必要な条件を
満たしている。CLASSYのライターさん、どうですか?隊員。

safari3 お見送り

午前中はダルのマコンデ村にマコンデ彫刻のお土産を探しにいったけど、
非常に値切れて買い物が面白い。

3日前にオーダーしたカンガの洋服が間に合うか心配だったけど、
本当にぎりぎりになって完成し、二人ともカンガを着て帰って
もらうことができた。オーダーメイドの分、サイズもぴったりで、
二人ともよく似合ってた。

空港で見送った後、いつものダラダラに乗ってドミへ。
二人とも何事もなく、楽しんでもらってよかった。karibu tena!(また来てね)
日本の皆さまにくれぐれもよろしくー!

夕方タイ料理を食べに行き、同期隊員と盛り上がる。
ドミで酒盛りをして、疲れてそのまま就寝。

safari3 ボートサファリとイイ男

午前中はボートサファリでカバやらワニやら水辺のゾウやらを見物。
残念ながらこの頃になると、動物を見たときの喜びは大分薄れてくる。

でかいワニ


カバの家族。実はカバは凶暴で、アフリカ殺人動物の3位に入る。
ちなみに2位はバッファロー、1位は蚊。



でも水辺でくつろいでいる動物は、結構見ていて飽きない。
泥を掛け合いしているゾウの家族がかわいかった。


ボートサファリの最中も、船の前の席でフランス人だかイタリア人だか
のハネムーンがいちゃいちゃするもんだから、真剣に椅子を蹴ってやろうかと
思った。場所をわきまえろっての!タンザニアの文化ではそれご法度だよ!
・・・ここにいると白人が嫌いになりそうだ。

キャンプの前では猿の大群がお見送り。


午後、ダルに帰って大きいスーパーマーケットに案内し、
夕食は思いっきりオシャレで優雅なレストランで酔っ払って大声でxxネタ。
日本語が通じないって便利。Jack Daniel'sが美味しかった。。

今回の旅行でk嬢がご執心だったテーマは、「イイ男の見分け方」。
なるほど確かに、「イイ女」はルックスで言われることが多いが、
「イイ男」はルックスだけでなく内面も重視される。
内面のイイ男は定義がないだけに見分けるのが難しい。
「男を見る目がない」とボヤくk嬢に、俺はこんなアドバイスをした。

☆太一が考えるイイ男の条件☆
 その一 友人(質がよく、多い事)
 その二 趣味(語れる趣味が多い事。広く浅くではダメ)

イイ男ってなんだろね?

safari3 アンフェア

一日ゲームドライブ。
この日の目標はライオンを見ること。


こんな車で出発



案外あっさりみれて驚き。3時間位フラフラして、
ライオンのメス2匹が、仕留めたイボイノシシの子供を食べている所に出くわす。



ゲームドライブの車は網が貼られているイメージがあるけど、セルーの車は
オープンカーの様に剥き出し。



それなのにタンザニア人ドライバーはお食事中のライオン2匹の3メートル近く
まで車を寄せて見せてくれる。うれしいけどかなり怖い。
お陰でライオンの食事の仕方とか、イボイノシシの内臓とかがよーくみれて
よかったけど、食事の合間にライオンが口の周りを血だらけにして睨んできた時は
心臓が縮んだ。



ライオンは、大腸を食す時は口と舌を器用に使って、便を絞り出してから食す。
動物奇想天外もびっくりな風景。ムツゴロウの親指よりもずっと衝撃的。


この日も驚くほど美味しいご飯、タンザニアでは初めてのホスピタリティで
快適なサービスを受けられたけど、これだけサービスが充実しているのは、
オーナーが外国人(イタリア人)だからということに気付く。

ご飯の時、周りにいるのは白人ばかり。会話はすべてスワヒリ語以外。
英語かイタリア語、ドイツ語。黄色人種は俺達3人だけで、黒人は全て従業員。

ここタンザニアで、全ての客が白人もしくは黄色人で、労働者が黒人の風景は、
俺が一番嫌いな風景の一つ。でも、残念ながらダルではよく目にする。
ダルのカジノでもそうだった。客は中国人ばかりで、ディーラーは全て黒人女性。

別に、奴隷時代の黒人を見る様だからだとまでは言わないけど、黒人ばかりの
タンザニアでそんな光景を見ると胸が苦しくなる。

ハネムーンや、退職祝いで旅行に来ている観光客が悪いわけではないし、
ビジネスでキャンプを経営しているオーナーが悪いわけでもない。
もちろん俺達も・・

ただ、やり場のない気持ちとともに、こんなことを思った。
オーナーは欧米レベルのサービスを徹底させていて、自国で「本当の」
サービスを受けたことのないタンザニア人が、「本当の」サービスを言われた通り
大人しく実践している。
(「本当の」とは、先進国の人間が納得するということだと思う)
彼らは大好きな母国語のスワヒリ語ではなく、英語で接客している。
ここはタンザニアなのに。なんかちょっと変じゃないか?

俺は英語よりスワヒリ語の方が得意だし、タンザニア人には絶対に英語を
使わない。一人の従業員が、俺にスワヒリ語が通じる事を知ると、それを聞いた
従業員は翌日、うれしそうにスワヒリ語で話しかけてくる。
それが食事中、たとえ客同士日本語で話している最中でも。
相手の都合は考えず、話しかけてくる。でもそれがタンザニアのサービスなのだ。


スワヒリ語で話しかけてくる愛くるしい笑顔と、スワヒリ訛りの英語で
白人と話している真顔を比べると、胸がさらに苦しくなる。


まとまらないけど、多分こういう事なんだと思う。
「郷に入っては郷に従え」
旅行に来たのであれば、観光客はその郷に従い、それを自分の郷に
合わせるようとは考えず、彼らの郷を楽しむべきだ。

タンザニアでは割と英語が通じるけど、それは彼らの母国語、郷の言語ではない。
スワヒリ語を喋る外国人は少ない(特に殆どの欧州人は、タンザニアに住んでも
スワヒリ語を勉強しようともしない)けれど、旅行に来たのであれば、
単語帳片手に、片言のスワヒリ語でタンザニア人に笑われる方がいい。

カッコ悪いけど、それがフェアだ。

safari3 セルー動物保護区

午前中はダル観光。カンガを見に行ったり、チャイを飲んだり、
お土産を買ったり。そして午後からは、俺も初めての動物保護区の観光。

タンザニアの動物公園と言えば、ンゴロンゴロ、セレンゲティなんかが
有名だけど、あまりにも観光地化されすぎていて値段も高く、一等の動物に
たくさんのサファリカーが群がる、なんて興ざめな風景を目にすることも多いらしい。

セルーはタンザニアで一番、つまり世界で一番大きな公園で、
一番人の手が入っていない動物保護区。ゾウとバッファローの生息数が
タンザニア一で世界一。動物が人間慣れしていないから、少し人間を見ただけでも逃げていく。
その他、ボートサファリで水辺の動物を鑑賞できる公園としても人気がある。

飛行機でセルーに到着したのは夕方3時頃。セルーは静寂に包まれていた。
飛行場からキャンプに向かう車の中でさっそく、何やら大きめの長細い物体が。
タンザニア人の案内曰く、「これは幸運です。キリンがいました。」



k嬢二人は驚いて喜んでいたけど、タンザニアに慣れた俺はなぜか素直に驚けない。
タンザニア人から騙される度に、疑う事を学んできた俺は、今回も真剣に疑った。
キリンと呼ばれている物体はこっちを見て微動だにしない。まるで人形の様。
出てきた言葉は、「Is that fake?(あれ偽物?)」。真剣に聞いた。
これを聞いた案内は困惑気味。英語が通じていないのかと疑う俺はさらに
スワヒリ語で追い打ちをかける。「Yule ni halisi?(あれ本物?)」
案内はなおも困惑気味。隣のk嬢の顔には「は?何いってんのこの人」と
書いてある。



その時キリンの首が動いた。そして歩き始めた。
「キリンじゃーーーーーーーーん!!!!!!!!!!」
いやー、たまげたね。近かったし。でも思ったより小さい。
ゴジラ位の高さを想像してたのかも。
キャンプに行くまでの10分間の間に、キリン3頭インパラ10匹は見た。
最終日、ダルに帰るまでに日本で言う犬位の頻度でキリンを見たけど、
キリンってあんまり頻繁に動かない動物なんだよ。

てか動物保護区に誰が偽物置くんだよ。冷静に考えれば分かるよね。

この日はゲームドライブでバッファローの大群とゾウ、たくさんの鳥とワニやら
カバやらを見た後、めっちゃおいしい晩ご飯を食べて、キレイなシーツで爆睡した。

バッファローの大群。遠くからみても結構怖い。


カバの骨


隣のテントで寝ていたk嬢は夜中、俺のテントの前でゾウが草を食べている姿を
目撃したそう。本当に自然の真ん中でキャンプしているらしい。

泊まったキャンプ。ダブルのアニマル柄ベッド。なんかエロい。

safari3 お出迎え

日本から旅行にくる同僚を出迎えるべく空港へ。
ターミナル出口の所で待っていたら難なく再開でき、一安心。
約1年ぶりのK嬢は変わりなく、元気そうでこれもまた一安心。
K嬢の第一声は、「現地に溶け込んでて、一目見ただけでは分からへんかった」。
久々の関西弁。悪意がなく、後味のよい刃に軽くダメージを受ける。。

昨日もダル隊員に、「君はどんどんワイルドになっていくね。
赴任当初はポロシャツが似合いそうな感じだったのに。」と言われた。
まぁ言われてみれば、坊主にちょろ髭、オークレーのパチモンをかけた俺は、
日本にいたころと別人かもしれない。

この日は疲れているだろうし、移動せずにタンザニア気分を味わってもらうべく
タンザニアのサロンに連れて行き、髪の毛をスカ(編む)してもらう事に。
二人とも、思いのほか喜んでもらえて、コンダクター冥利に尽きた。
タンザニア人からも好評で、道行く人が振り返り、笑顔を作っていた。

黒人ばっかりのサロンの中で、日本人って白いなぁ・・。と改めて思った。
荷物だとか髪だとか、ところどころから日本の香りがして、なんか懐かしかった。

晩ご飯はエチオピア料理に行き、美味しいカレーとすっぱいお絞りで舌鼓。
自分の会社ネタ(噂話とか)と、隊員同士では不思議とあまり喋らない下ネタが
懐かしくて、面白かった。

safari3 Dar

終日Dar。
坊主にはサングラスだろってことで、質の良いサングラスを探すべく、
高級ショッピングモールに足を運ぶ。

日本を出るときに買ったオークレーのサングラス(左の写真のやつ)、
気に入ってたのにマサシで失くしてしまった。。

ショッピングモールはどれも驚くほど高い。300ドル以上がずらり。
しかもなんか偽物っぽい。。

そんな余裕ないし、どうせ偽物を買うのなら、、ということでローカルの市場、
ムウェンゲ市場にサングラスを求めて買い物に。
オークレーのぱちもんを値切って5000シリング、adidasのぱちもん(adiaas)も
値切って3000シリングで購入。合計800円位。それなりに、かっこいい。

夕方、ドミで飲んでいる途中、突然の食あたり。
吐かなかったけど、熱と腹痛に襲われて苦しかった。何が悪かったのか不明。
なぜか俺は、ダルに上がる度におなかを壊す。

safari3 Masasi -> Dar

会社の同僚がタンザニアに旅行に来ることになったので、
折角なので一緒に案内がてら旅行することにした。
今回の旅行は1週間。
最近は活動が順調だし、カウンターパートも順調に成長しているので、
気兼ねなく出発した。

今回はダルで同僚を出迎えた後、ダル市内の観光、セルー動物保護区で動物観察。
人事部には「客人の出迎え」と言って快諾を受けたが、完全に観光。
笑いがとまらない。

この日はmasasiを出発してDarへ。
何度か上京したけど、ダルへの直行便バスは初めて。いつもは飛行機で行く。
合計12時間、実舗装路や渋滞などのイベントを乗り越えながらダルに到着。
今までのバスでワースト3位に入るくらいきつかった。原因はバス。
サスペンションが完全に壊れていて、ゆるいカーブに入る度に席から
振り落とされそうになるし、実舗装路では本当に腰が砕けるかとおもった。
へろへろになりながらダルのバスターミナルに付き、大きい荷物を抱えて
ダラダラに乗り換える。

ダル隊員の家でご飯を食べ、クタクタになりながら夜1時にドミに到着。

坊主

にしてみました。
人生初。頭が涼しい。

きっかけは、伸びた髪が重苦しいと感じ始めたこと。
タンザニア人を見て、自分には坊主が似合うのだろうか?と思ったこと。
坊主にして似合わなかったとしても、タンザニアならいいやと思ったこと。

人生初。先輩隊員から貰ったバリカンを手に、昨日一人でやろうとしたものの、
「えいやっ」とできる勇気がなく、「後ろが一人じゃできないし・・」と
自分に言い訳をして今日、後輩隊員を家に呼んでバリカンしてもらった。

頼まれた隊員(女性)も初めての経験らしく、めっちゃ緊張してた。
「大丈夫だよ~」なんて言って勇気づけてはみたが、他人の頭を丸めるのだから、
緊張するのも当然だ。

開始したのは夕方5時。刃の先端につけるカートリッジ(坊主の長さを選択できる)は
一番長いのを選択し、(そうです、チキンです。)
恐る恐る気になりにくい所から始め、ジョリジョリを開始する。

意外だったのは、バリカンが走った跡が、さほど気にならないこと。
前情報(マンガ)によると、バリカンが走った後は一目瞭然で、
残った髪と元の間にスパッと境界ができるほど面白い絵になる。
ところが実際は案外スパッとはいかない。何度も往復させて、
髪の毛をむしり取る要領で坊主にしていく。

キレイに頭の半分が終わったのが、5時30分。
頭にふと悪い予感が走る。

そう、停電。
電気は人間が発明したものの中で最も生活に影響を与えたものの一つ。
部屋を明るくしたり、食料品を冷やしたり温めたり、
時には俺の頭を丸める為にバリカンを動かしていたりする。

マサシの電気は6時に切れる。ただ、最近は20分前倒しだったり、
20分遅れたり、時間ぴったりではない。

なんせ今は頭皮を半分だけ晒した状態。

なおも緊張状態が続く後輩隊員を気遣って、「大丈夫だよ~ガンガン
やっちゃって~」と言いながらも、頭の中では焦りを隠せない。
「この状態で停電になったらバリカンうごかねーじゃん」
急かすこともできず、貧乏ゆすりで耐える。


そして6時少し過ぎ、バリカンが停止した。

協力隊活動 その1

これまで、あまり活動について触れていなかった気がする。
あまりにも暇そうで、活動をしていないイメージがついても困るので、
ここらでバシッと活動紹介。

俺の活動は6つの軸で成り立っている。
これは全て一番最初に知事に承認を取ったもので、配属先からの要請であり、
俺が必要だと判断した内容。

1つ目はコンピュータ管理の徹底。これは一番注力している内容。
ここの人たちはコンピュータに限らず、モノのメンテナンスをしない(できない)。
壊れたらモノが古かったり、中国製だからだと言い訳をし、決して自分の使い方が悪いなどとは考えない。「運が悪かった」の精神なので、保存やメンテナンスに工夫をしない。
だから、ただでさえコンピュータが少ないのにその稼働率が下がる。
県庁には58台のコンピュータがあるが、まともに動作しているのは80%程度。
この「稼働率」の考え方も、彼らにはできない。

 ・コンピュータ管理者の指名
  コンピュータの稼働率をあげる為に コンピュータ一台につき管理者を
  一名指名させ(人事部長から勅命)、メンテナンスなどの管理に責任を
  持たせた。

 ・コンピュータ&周辺機器のラベリング
 例えば何かモノ・・マウスを壊してしまったとする。すると彼らは、
 近くのコンピュータから勝手に使える別のマウスを取ってきてしまう。
 壊れたマウスはそのままにして、誰にも報告せず修理の依頼も出さない。
 その為、いざ使おうとしたパソコンにマウスがないというケースが頻繁に
 起こり、また別のところからマウスを取ってくる。彼らはこれを毎朝繰り返す。
 そのうちにどのマウスがどのコンピュータのマウスなのかが分からなく
 なってしまい、挙句の果てには全部でマウスが幾つあったか、壊れていない
 マウスは幾つかということまで分からなくなってしまう。
 日本ではまずありえない。

  この対応として、全てのコンピュータ資産(ディスプレイからマウス、
 UPSに至るまで)にラベル付けを行い、「このマウスはどのコンピュータの
 マウスなのか」「このマウスは誰に管理されるべきものなのか」が分かるように
 した。


 ・メンテナンス方法の教授
 管理者それぞれに向けて新聞「Tool Box」を月2回発行して技術教育。
 文字ばかりでは読まないので、絵をたくさん載せたり、登場人物を用意して
 対話型式でメンテナンス方法を記載している。実在する県庁職員を登場人物に
 したら、ウケがよかった。現在は第3号の作成中。全部スワヒリ語なので大変。

 ・ウイルス対策
  県庁のパソコンは殆どオフラインなので、ウイルス対策のソフトウェア
 アップデートができない。だからオンラインのPCからパッチプログラムを
 引っ張ってきて、アップデート用のバッチプログラムを作成してCDで配布する。
 
 ・コンピュータの再配置
  部署によって、コンピュータが余っている所と1台もない所があったり、
 コンピュータはあるけどディスプレイが壊れて使えなかったり、隣の部署では
 全く逆の状態だったりするので、使われていないコンピュータをその部署から
 引き剥がし(これが大変)、必要な部署に再配置する。また、壊れたパソコンを
 寄せ集め、使える部品を集めて1台のコンピュータを作って必要な部署に
 供給している。

2つ目はMSOFFICE教育。県庁職員にword,excel,Power Point,Accessを教える
教材を作って、教室の準備をする。教材と教室の準備はできているものの、
職員を集めるのに県庁が手間取って座礁している。

3つ目は県庁内LAN構築。
県庁本舎にLANを引く計画で、ネットワーク設計までしたものの、
予算の都合なのか何なのか、配線の段階で止まっている。
俺にとってはいつでもいいので、急かすこともしていない。



ダラダラ長くなり始めているので、今日はこのくらいで。
活動計画書の内容、ちゃんと電気があればすでに帰国できてるなぁ・・。
と思う今日この頃。。

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