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クレーマー文化

人は過去を美化する習性がある。
嫌な事は忘れ、幸せな事を記憶することで、無意識的に心を健康に保っている。
こんな感じの事を昔、心理学の本で読んだ事がある。

海外生活はストレスが多い。
言語や文化の違いに疲れた時に思い出す故郷は、
必ず美化されていると言っていい。

でも最近、他の隊員と日本について話した時に、「あーそう言えば」と
思い出したのがクレーマー文化。


奥ゆかしい日本は、独自の「恥」の文化を持つ。
自分が恥をかかない様、相手にかかせない様、周囲に気を遣って生きる。
相手に迷惑をかけるのは恥。だから日本人は勤勉で、責任感も強い。
自分に厳しい分、相手にも厳しい。

しかし度を超えて、相手の非を咎めるのを楽しむサディスティックな人種もいる。
そんなクレーマーの多くは、暇で他に何もすることがない人なのだろう。
きっと東京が3分間停電したら、東京電力にはそんな人からのクレームが
殺到するだろう。


一方でタンザニアには「恥」の文化が無いからなのか、
暇な人は多くてもクレーマーになる人はいない。
停電が起きても誰も怒鳴りこみに行かないし、誰かが責任を採ることも
ないので改善しない。クレーマーにはならなくていいけど、少し位は
クレームつけろよ!と、こっちがタンザニア人に文句を言いたくなる。


今日、タンザニアのインターネットモラル向上を促す活動の為に、
日本におけるインターネットのマナーを調べいて驚いた。

メールの題名はこう書いて、本文は○○文字で改行して・・
転送の時のマナーはこうで・・返信の時は・・文字コードは・・
もう、すごいのなんの。えらい細かい。

日本で働いた事がある人なら全部知ってる事だけど、
それをリストアップするともの凄い数になる。

これだけのマナーをタンザニアに定着させるのは無理だろう・・
と思うと同時に、果たしてこれは全て守る必要があるのだろうか?
いきすぎじゃなかろうか?とも思った。

相手を立て、周囲に気を遣う厳かな文化。
タンザニアの国民全員が家族的に接し合い、ユルくて温かい文化に浸かると、
(日本人にとっては無礼と感じることが多い)
日本はルールやらマナーに縛られ過ぎて息苦しく感じるのでした。

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Degital divide

情報に溺れる途上国の人々。

デジタルディバイドとは一般に、先進国と途上国の情報格差のことを言う。
情報はカネを生む。情報のあるところにカネが流れ込む。
そうでないところは搾取される側に回る。

情報技術者として、この言葉はなんか大袈裟に聞こえてしまい、
正直言って好きな言葉ではないのだが、タンザニアで生活していても
金持ちはインターネットを使うが、貧乏人には使えない。
それだけでもデジタルディバイドなのだろう。
正直彼らの場合、インターネットの使用用途の7割をfacebookが
占めるのだろうが・・。


しかし個人的に、デジタルディバイドよりも、もっと深刻な問題は、
ネット詐欺やインターネットモラルに絡む、情報を受信する側の意識の問題。
日本の田舎で生活している老人にも言えるように、タンザニア人も
インターネットの情報を鵜呑みにし、いとも簡単に騙されてしまう。

アジアの民族は人を食う?子供を食う?
明らかに合成でつくられた写真でも信じてしまうし、日本の様に簡単に
海外に行く事ができない彼らはその真意を確かめる術を持たない。
タチの悪いチェーンメールに引っ掛かり、彼らのyahoo mailの
迷惑メールフォルダでは、未読メッセージ数が3ケタを超える。

知らないアドレスから「孤児への寄付の為にクレジットカード番号と
そのパスワードを教えて下さい」というメールがマリア様の画像付きで
届けば、何も疑わずに教えてしまうし、身に覚えのない宝くじの当選と
書かれたメールが届けば大喜びで入金用(実は出金用)の個人情報を
晒してしまう。


近年のタンザニアにおけるインターネットの急速な発展は、
デジタルディバイドが抱える問題を次の段階へとおしやる。
先進国から流れてくる情報は大きな滝となって、滝を登ろうと
滝壺で泳ぐ彼らを溺れさせる。



タンザニアには(特にマサシでは)コンピュータはまだ早いと言い切るが、
発展に大きく寄与できるはずの情報技術で人が騙されるのはとても残念だ。

活動もクライマックスに近づいていてきた。
残任期で取り組みたいテーマの一つは、個人情報保護とインターネットモラル。

FIFA World Cup

日本対デンマーク戦を観戦した。
家にテレビなどないのだが、この日は近くにある日本企業のお宅に
お邪魔して見せてもらった。


日本ではサッカー観戦など興味がなかったのだが、
実はダルでもカメルーン戦を観戦していて、だんだんと面白さに
気付き始めてきた。そして今日、ベスト16進出。

サッカー知らない俺は、
「フリーキックって、こんなに入るものなんだー」と思いました。


素人目、パス回しとかディフェンスとか、絶対デンマークの方が強いはずなのに、
なぜか日本が3点も入れた。しかもデンマークの1点はPK。
日本はさもフリーキックの練習ばっかしてましたと言わんばかりに、
ホンダはキレーに無回転のボール、エンドーはキレーによく回転する
ボールを相手方のネットに放り込む。

3点目のホンダのボール捌きはすごかった。


サッカーの事はよく知らないけど、先取点とったあと遅延で
イエローカード貰ったり、痛くもないのに痛そうな演技をしたり、
常套手段なんだろうけど素人が冷静にみると、なんかカッコ悪いとこが
幾つかあったのは残念。


アフリカでのWC開催。

日本ではどんなふうに映っているんだろう?
毎日黒人に囲まれた俺は、南アでWCやってるなー程度だけど、
日本では特別違ったように見えるのだろうか?
見慣れない黒人を見てアフリカに興味を持ったりするのだろうか?

去年オバマが初の黒人米大統領になり、今年は初めてアフリカ暗黒大陸で
WCが開催された。着実に、アフリカにスポットライトが当たっている。

世界は、少しづつ変わってきているんだと思う。
南アはまだ人種差別が強いって話を聞くけど、スポーツが与える
爽やかな印象を追い風に、世界でも人種の壁をクリアして欲しいと思う。

Safari7 マサシ帰還

隊員総会からマサシに帰ってきた。

今回の上京は3週間。久しぶりに毎日仕事しっぱなしだったので、
あっと言う間に過ぎて行った。共同の寝室や共用風呂、1日に1時間も
自分一人になる時間がない共同生活なんて、日本にいた時は耐えられなかった。

収穫も多い。
一人でやるより大人数でやった方が効果的な活動を、
プロジェクトとして2つ立ち上げ、1つ参加することができた。

ターゲットをマサシから、タンザニア全土に広げた3つのプロジェクト。
残り任期半年で、上手に進めていきたいと思う。

Safari7 隊員総会

年に一度、タンザニアのJOCVが一同に会する隊員総会。
今年はその委員として、これまで準備を進めてきた。
何とか無事に、終える事ができた。

ボランティアで単身海外に飛び込むのがJOCV。
やはり皆、意思が強くて主張も強い。勿論俺もご多分に漏れない。

だから例年、白熱した議論が面白い総会。会場がどよめく程の発言が
飛び交う機会も。日本の大きな会議ではなかなかお目にかかれない。
それぞれ全く違うバックグランドをもって、目的もそれぞれ違う。
色々な考え方があって、それを纏める側としてはとてもいい勉強になった。

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