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Safari8 E-learning

タンザニアの地方省庁におけるIT発展の障害の一つに、
エンジニア不足が挙げられる。

マサシ県庁でも、JOCVを除くITエンジニアがおらず、
今は私のカウンターパートがその経験を積んでいる。

政府は、行政へのIT導入に積極的な姿勢を見せているものの、
IT産業が成熟していないタンザニアで、コンピュータ専門の職員が
職場に一人もいなければ、ITの導入ができる訳がない。

行政は、そんな事がない様に各行政地域に一人のエンジニアを配置する方策
を取っていると聞いた事があるが、現状とは食い違っている。


・・なぜか?

答えは、ITエンジニアが県庁よりもより給与の高い就職先へと流れていくから。
当然、IT産業がなく、電気すら不安定なマサシの様な所には来たがらない。


もう一つの問題は、一般市民へのコンピュータ基礎教育。
ただでさえ、民間レベルにコンピュータが浸透しきっていないタンザニア。
日本の様に義務教育中にコンピュータ教育ができる経済力もインフラもない。

タンザニア人はコンピュータを学習したがる。
「コンピュータが出来れば」。日本人の英語に対する考え方に似た感覚で、
皆、口を揃える。

しかし、彼らがそれを学習できる場所は限られていて、街のコンピュータ
スクールか、大学か、官営の職業訓練校。数からしてあまり多くない。
コンピュータスクールに至っては、数カ月分の給与を叩かないと
MS Officeが学べない。自宅にコンピュータなどないのだから、自習もできない。
学校に行ったって、教師の質が悪い。


今回はダラダラと半分愚痴を書いてしまっていまいました。。
最初書こうと思っていたのは、進行中のプロジェクトについて。

問題が山積みのコンピュータ教育。
全ての問題を解決するのは不可能だけど、学習意欲がある人にその機会がない
というのは残念すぎるので、せめて質のいい教材を作って、そういう人達に
配布できないか?という考えから、
コンピュータに慣れながら学習することができるE-learningソフトを開発し、
提供することにした。

タンザニアのコンピュータ関係職種のJOCVと共同で、進めている。

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JASMA合宿 その3

JASMA合宿から1日遅れて、JASMAが完成した。
出来栄えは満足いくものが作れた。これからも少しずつユーザの
希望に応じて修正していくことになると思うが、コンピュータ隊員の
新しい取組みとして今後も続けていければと思う。

合宿を終えて、メンバーとタイマッサージに行ったり、タイ式マッサージに
行ったり、スペアリブ1kgを食べに行ったりして、打ち上げをした。

こうやって後から文章に書くと味気ないけど、しんどくて楽しくて、
隊員生活の中で最も濃い2週間と言っていいと思う。

JASMA合宿 その2

合宿も後半戦。
毎日疲れきって日記を書く元気なんて残ってない位、非常に疲れる。
合宿会場のドミトリーのベットじゃなぜか眠れないし、平均睡眠時間4時間。
でも、メンバーがメンバーなだけに面白く、四六時中げらげら笑い転げながら
開発している。

壊れていくメンバー達。
隊員同士、普段から仲がいいとは言え、やはり本当の自分を隠す(飾る)
「壁」がある。しかし、これだけ極限まで頭を使って、ずっと一緒にいると、
その壁を建てるのがめんどくさくなる。いや、崩れてしまう。

いつもシャキッとした人がヘンな声を上げたり、寡黙なキャラで通った人が
ものすごく喋ったり、突然ヘンなジェスチャーをしだしたり。
皆が新しいキャラクターに変貌する。素の姿を見せあっているお陰で、
メンバーとは、ほぼ家族の様な関係になっている。
このメンバーじゃなかったら、人間関係がギスギスしたりして
大変だったかも知れない。

この過酷な合宿に光を与えているのが、「ごはん」。
皆で相談して食事当番制にしたのだが、メンバー全員料理が上手で、
大量のご飯を腕全開に振ってメンバーに振る舞う。男はよく料理の分量を誤る。
結局最初から最後まで、同じレシピなし、マズイご飯なし。

手打ちうどん、グラタン、チーズフォンデュ、コロッケ、
ミートソーススパゲッティ、キムチ雑炊、チャーハン、リゾットなど。

男性隊員は料理上手が多いようだ。


年の近い人だけで開発したのは初めてだけど、みんな得意分野があって、
責任もって自分の仕事をして、他の無駄話して・・
それでいて、着々と出来あがっている。
こんな環境で仕事するのも面白いな・・と感じる。体にはよくないけど。

JASMA合宿 その1

JAST Mathematics Analysisの略。

理数科嫌いのタンザニア人の生徒に、効果的に数学を勉強して貰おう!!
というテーマで、コンピュータ隊員が3人と理数科教師隊員が集まって
システム開発をすることにした。

イメージは小学校の学力テスト。
日本の小学生は学力テストの度に其々の科目の得点や偏差値、順位の他、
同じ科目内で得意な分野、苦手な分野がパラメータ化された資料を
貰うことができる。賢いこはそれを見て苦手な分野を中心的に勉強することで、
学力を上げていくわけだが、タンザニアにはそんな気の利いた学力テストがない。

学力テストの結果によって先生も、生徒の学力の傾向を捉え、クラスの
授業計画を立てる訳だが、こっちの先生はそんな手の込んだ分析はしない。

そこで、特定のフォーマットでテストを実施した後、
その結果を入力するだけで生徒の学力分析シート、クラスの学力分析シート等を
出力できちゃうようなシステムを作ってしまおう!!ということでJASMAの開発
をすることになった。要するに、ITで理数科教師をバックアップすると言う事。

実はずっと前からこつこつと設計を始めていたものの、
やはり開発は直接合って話をしないとやりにくいということで、遠方に住む
5人の隊員が1ヶ所に集まり、開発合宿をして2週間で作り切ってしまう計画を
立てた。食事当番制、FLEX勤務制。

コンピュータ隊員は皆システム開発経験があるものの、開発環境が全員違う。
C, VB, C+, 俺に至ってはCOBOL。
今回の開発はExcel VBAなので、全員素人に近い。

インターネットを開きながら、全員パソコンに向かって独り言をいいながら、
2週間の合宿がスタートした。

ポレ2

マサシに赴任して一番腹が立ったのは「Pole(ポレ)」
以前自分が書いた日記を読み直してみても、当時怒り心頭だったのが分かる。

1年半を終えてみて。


このpoleに対する感じ方が変わった。


poleには、「残念」とか「かわいそうに」といった意味がある。
実はそれ以外にも、「ごめん」の意味もある。「Sorry」と同じ。
これは前の日記を書いた直後に知った事だが・・。

ただ、日本人は感覚的に「すみません」>>「ごめん」で
お詫びの気持ちを受け取る為に、このポレはどうも受け付けない。
まして、ごめんと言われるような事をやられた上に、
「asante(ありがとう)」を言うなんて、理解できなかった。

でも、ケースによっては、pole程便利な言葉はない。

不意に頭をぶつけてしまったひとに向かって「pole」。
交通事故に遭ってしまった人に向かって「pole」。
お葬式で「pole」。
人ゴミでちょっと方がぶつかっちゃった時に「pole」。

日本だったら毎回言葉に悩む。しかしここでは全部フォーマルに共通で使える。
そしてそのあとに続く言葉が「asante(ありがとう)」。
なんと簡単な話だろう。


そして最近では、poleに感心する。。こんなことに気付いた。

poleを言われた相手は怒れないのだ。

poleを言われた人間はasanteを言う事になる。
人間、心理的に「ありがとう」と言った相手には(口にするだけで)
怒れない様にできているらしい。今度凄くムカついた相手に、
「ありがとう」と言ってみて欲しい。不思議と苛立ちがおさまる。


「怒」を「悪」とするタンザニアの文化。
それは、このpoleにも表れているのか、由来しているのか。

まぁ、シチュエーションによってはタンザニア人にpoleと言っても
asanteが帰ってこないこともあるのだが・・。

Safari8 Zanzibar⇒Dar

TarangireからArushaへと車を飛ばし、飛行機でZanzibarへ。
ここでAmaniと別れる。

ザンジバルは丁度ラマダン(断食)の時期。
昼間、飲食店は片っ端から閉まってるし、気持ちタンザニア人が少ない・・。
ここでストーンタウン観光をする。

ラマダン中でも夜の屋台はやっていて、美味しい海鮮バーベキューや
ザンジバルピザ、ウロジョなどのローカルフードも食べる事ができた。

しかしストーンタウン、何度言っても迷子になる。。


翌日、キレイな海が有名な東部、Pajeに向かう。
ここは凄かった・・・。完全にロハス。青い海に白い砂浜、突き抜ける空。
完全なリゾートを満喫することが出来た。Kilwaよりよかった。
帰るまでに絶対もう一度行こうと思う。

そのまた翌日、Darへ戻る。フェリーに乗せたせいで二人とも調子が悪かった様子。
Pole・・。
ダルに着いて、日本から来た同僚を無事に見送り、このサファリも無事終了。

久しぶりに日本の物語が聞けて、面白かったです。
asante, K嬢!

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