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Degital divide

情報に溺れる途上国の人々。

デジタルディバイドとは一般に、先進国と途上国の情報格差のことを言う。
情報はカネを生む。情報のあるところにカネが流れ込む。
そうでないところは搾取される側に回る。

情報技術者として、この言葉はなんか大袈裟に聞こえてしまい、
正直言って好きな言葉ではないのだが、タンザニアで生活していても
金持ちはインターネットを使うが、貧乏人には使えない。
それだけでもデジタルディバイドなのだろう。
正直彼らの場合、インターネットの使用用途の7割をfacebookが
占めるのだろうが・・。


しかし個人的に、デジタルディバイドよりも、もっと深刻な問題は、
ネット詐欺やインターネットモラルに絡む、情報を受信する側の意識の問題。
日本の田舎で生活している老人にも言えるように、タンザニア人も
インターネットの情報を鵜呑みにし、いとも簡単に騙されてしまう。

アジアの民族は人を食う?子供を食う?
明らかに合成でつくられた写真でも信じてしまうし、日本の様に簡単に
海外に行く事ができない彼らはその真意を確かめる術を持たない。
タチの悪いチェーンメールに引っ掛かり、彼らのyahoo mailの
迷惑メールフォルダでは、未読メッセージ数が3ケタを超える。

知らないアドレスから「孤児への寄付の為にクレジットカード番号と
そのパスワードを教えて下さい」というメールがマリア様の画像付きで
届けば、何も疑わずに教えてしまうし、身に覚えのない宝くじの当選と
書かれたメールが届けば大喜びで入金用(実は出金用)の個人情報を
晒してしまう。


近年のタンザニアにおけるインターネットの急速な発展は、
デジタルディバイドが抱える問題を次の段階へとおしやる。
先進国から流れてくる情報は大きな滝となって、滝を登ろうと
滝壺で泳ぐ彼らを溺れさせる。



タンザニアには(特にマサシでは)コンピュータはまだ早いと言い切るが、
発展に大きく寄与できるはずの情報技術で人が騙されるのはとても残念だ。

活動もクライマックスに近づいていてきた。
残任期で取り組みたいテーマの一つは、個人情報保護とインターネットモラル。

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